「讃美歌21」 299番
「うつりゆく世にも」
297番と同様、ガラテヤ6:14をモチーフに作詞されています。作詞のジョン・バウリング(1792~1872)はイギリスの外交官で外国語習得に天才的能力を示し、16歳ですでに5ヶ国語、90年の生涯で200以上の言語を習得した人でもありました。作曲者はイサマー・コンキー(1815~1867、アメリカ)でオルガニスト兼聖歌隊長兼バス歌手として、こちらは音楽で秀れた才能を発揮しました。旧讃美歌でも親しまれ受け継がれたこの曲は、二人の希な賜物によって産まれたものでした。
讃美歌歌詞
1 うつりゆく世にも かわることない
主イェスの十字架は われらのほこり。
2 おそれとなやみの せまるときにも、
十字架は平和と よろこび満ちる。
3 十宇架の上より 光はさして、
ゆくべき旅路を 照らしみちびく。
4 喜ぶときにも 悲しむ日にも、
主イェスの十字架は 平和与える。
ガラ6:14 Ⅱコリ10:17 コロ1:20-22
讃美歌21の目次